#子育て
子育てインタビュー:子どもと一緒に味わえる、初体験の感動がたくさん
2021.03.19
青木智美さん(44) 佐土原町出身
21年前、結婚と同時に都農町で動物病院を開業したご主人とともに都農町へ移り住んだ青木智美さん。2女3男と5人のお子さんにも恵まれ、現在は「特定非営利活動法人たわわハートねっと」の代表理事として活動中。世代を問わず誰もが気軽に訪れて交流できる「都農ふれあいの居場所」や相互扶助を行う有償ボランティア「たすけあい結」などの運営を通して、人と人との繋がりを大切にし、助け合い、支え合える町づくりを目指しています。
そんな智美さんに、都農町へ来た時の印象や子育て環境についてお聞きしました。
−−ご主人は町唯一の獣医として活躍されていますし、智美さんも精力的にボランティア活動をされているので、もともと都農町に縁のある方なのかと思っていました。
−主人は愛媛県出身で、宮崎の大学を卒業後、西都市の動物病院に勤務していました。私は佐土原町出身で、地元の幼稚園で先生をしていました。主人が独立して動物病院を開業する場所を探していた時に、都農で動物病院をされていた先生が辞められるということで都農に越してきたんですよ。それまで都農町とは全く関わりがありませんでした。
−−そうだったんですね。今までと環境がガラリと変わって大変だったんじゃないですか?
−最初はとにかく家に引きこもっていましたね。病院の受付や電話番をしていたので、外に出る機会がなかったんです。自分が幼稚園で受け持っていた子どもたちが今何してるかなぁということばかり気になっていました。越してきてすぐ長女を妊娠・出産したのですが、幼稚園に通わせたいと思い、3歳までは子育てをしながら仕事をしていました。外に出て子育てサークルなどに参加したいとも思ったのですが、主人が往診で外に出るので病院を離れるわけにもいかず…。そういった状況にストレスを感じて精神的に辛い時期もありましたが、主人や自分の親が手助けしてくれたり、顔なじみになったお客さんに話を聞いてもらったりしてどうにかやってこれました。
−−知らない土地での生活や子育ては、支えてくれる人たちのありがたさをより感じますね。
−私の場合は恵まれている方だと思います。自分の親はそれほど遠くない場所に住んでいますし。主人の両親は、もし自分たちに介護が必要になった時に離れていると大変だろうということで、愛媛からうちの敷地内に引っ越してきてくれたんですよ。友達もいてなじみのある場所を離れるのには勇気がいるだろうに、すごい行動力ですよね。都農に来て、体操教室やテニス、カラオケなどいろんな集まりに積極的に参加して、すぐになじんで楽しそうに過ごしています。主人の両親が引っ越してきてからは、仕事や学校の役員会などでちょっと子どもを見ていてほしい時にすぐお願いできるのでより助かっています。
−−都農町で子育てをしてみて、これは都農ならではだなと思うことはありますか?
−やはり豊かな自然がすぐ近くにあることですね。同じ宮崎県内でも、歩いていけるような距離に泳げる川があるところはそう多くはありませんよ。磯遊びも楽しかったですね。佐土原は海があっても磯はなかったので。家族でよくミナ採りに行って、子どもたちよりも私が真剣になっていました(笑)。幼稚園の他のお母さんたちや病院のお客さんと仲良くなってくると、知り合いのイチゴ農家さんやトマト農家さんが「時期が終わるから取りにきない」って言ってるよと誘ってくれたり、「タケノコが生えてきたから取りにきない」と声をかけてもらったりすることもありました。自然遊びや野菜の収穫など、私も体験したことがないことばかりで、子どもと一緒にいろんな感動を味わうことができましたね。
−−その他、智美さんが感じた都農町の魅力があれば教えてください。
−町民の皆さんの人懐っこさでしょうか。初対面でも気さくに話しかけてくれるのでびっくりしましたね。だってスーパーで買い物をしていて、知らない人から「そんげ買って今日はなんすると?」とか「それはなんに使うとね?」とか、話しかけられることが他でありますか?(笑)。それが苦手な人もいるでしょうが、私はむしろいいなと思えましたね。世話を焼いてくれる人も多くて、子どもをのびのび育てるにはもってこいの温かい町だと思います。
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