#子育て
子育てインタビュー:都農の自然にたくさん触れて、のびのびたくましく育ってほしい
2021.04.01
大竹珠奈さん(32)東京都町田市出身 杏ちゃん(3) 七菜ちゃん(1)
都農町に引っ越してきて1年になる大竹さん一家。自然豊かな都農町の環境は、ご夫婦が大切にする子育て方針にとってもぴったり。都農ならではの文化に驚きつつも都農暮らしを楽しんでいるようです。
−−都農に引っ越したきっかけを教えてください。
−主人がサッカー選手で、以前所属していた静岡県焼津市のチームからヴェロスクロノス都農へ移籍したのがきっかけで、昨年2月に引っ越してきました。でも、ちょうど引っ越しのタイミングと下の子の出産予定日が重なってしまったので、主人だけ先に都農へ行って、私たち3人はお宮参りが終わった後に引っ越してきました。
−−それは大変でしたね!
知らない土地での子育ては不安じゃなかったですか?
−そうですね。不安もありましたが、気候が暖かいところや自然豊かなところとか、環境が焼津と似ているので親しみやすかったです。それに、近所の方がとっても親切でよくしてもらっています。主婦としては食料品の物価が気になっていたので、先に都農へ行っていた主人に「野菜の値段とかどう?」って聞いたら、「なんか貰えるんだよね」って。「貰えるってどういうこと?」と思って来てみたら、近所の方が野菜とかいろんなものをお裾分けしてくれて、そういうことかと納得しました。
−−玄関に野菜が置いてあるとか都農あるあるですもんね。
では、何か不便に感じることはありますか?
−お店の種類がたくさんあるとか大きなお店があるわけではないですが、必要最低限のものはそろうし、このくらいのまとまりある感じが落ち着くというか。たまに宮崎市内に出掛けると、人は多いし移動時間はかかるし、疲れるからなんだかんだ町内で事足りてます。でも、今までそんなに食べたいと思わなかったファーストフードを出先で見つけると、無性に食べたいと思うようになりました。今食べとかないと!って(笑)。

−−わかります(笑)。近くにありませんからね。逆に健康的でいいのかも…?
都農に来て気に入ったことがあれば教えてください。
−バーベキューはキャンプ場とかに行って、大人数でワイワイやるという大掛かりなイメージでしたが、よそのおうちでご夫婦が庭先に七輪を出してバーベキューしているのを見かけて「これいいな」と。それからは天気が良いと家の庭でよくバーベキューをしています。娘も、天気が良くて暖かい日は「今日お外でお肉焼く?」って聞いてくるくらい大好きです。肉も野菜も新鮮なものがすぐ手に入るのでいいですね。人に贈るととても喜ばれます。家から道の駅まで近いので子どもとよく買い物に行きますよ。
−−子育て環境としてはどうですか?
−自然がたくさんあっていろんな体験をさせてあげられるからいいですね。主人が地域おこし協力隊の農業班に所属しているのですが、子どもも一緒に連れて行って、土いじりや収穫体験をさせてもらっています。私も土いじりが好きで、焼津でも畑を借りて野菜を育てていたことがあるので、上の子は小さいときから土に触れ合ってきました。同じ体験を下の子にもさせてあげたいですね。泥んこになっているのを見ると「うわー洗濯が大変だな」と思いますが、楽しそうだからまぁいいかなと。
それと、幼稚園の見学に行ったときに園児たちが園庭の木に登り、ミカンを採ってむしゃむしゃ食べてて。それを見て主人と「ワイルドでめちゃめちゃいいね」とすぐ気に入りました。子どもたちには自然の中でたくましく育ってほしいと思っているので。
−−最後に、これから都農で子育てを考えている方にひとことお願いします。
−気候は暖かくて過ごしやすいし人も優しい。のどかな環境で子どもを自由にのびのび育てたい人にはぴったりだと思います。行政的にも、子育てサポートが手厚いし、これから町全体がより良い方向に変わろうとしているので、子育て以外の面でも将来が楽しみな場所ですね。
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