#子育て情報
「子どもが笑顔だと私も嬉しい」どんなときでも全力子育て
2022.02.28
保育料や医療費の無償化など、子ども支援が充実している都農町。
ショッピングモールや娯楽施設はないけれど、休日には庭で焼肉をしたり、お弁当を持って川や山に行ったりと子どもたちは大自然に囲まれてのびのびと育ちます。
今回は都農町で5歳7歳9歳の3人のお子さんをもつ黒木里沙さんのお宅にお邪魔しました。
イベントは子どもが主役
お宅にお邪魔してまず目に飛び込んでくるのが自宅前の大きな庭。庭からは太平洋が一望できます。
「休日になると庭でBBQをしたり、テントを張ってキャンプしたりしますよ〜」。
都会ではなかなか気軽にできないことも、里沙さんのお宅では当たり前のようです。
ここ数年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でイベントはことごとく中止。都農町の一大イベントである都農神社夏大祭も中止となりました。
「子どもから大人まで毎年楽しみにしているイベントなのでとても残念だったんですけど、『それなら家で夏祭りをしようか!』といって庭でお祭りをしました」。
子どもたちと一緒に準備や飾り付けをしていい思い出になったといいます。
「コロナで何もできないから…と嘆くのではなく、今できることはなにか考えるようにしています。子どもたちが楽しんでいる姿を見ると私も嬉しいし、外部のイベントや遠出じゃなくても、できることはたくさんあると思うんです」。
子どもたちが楽しむことを最優先に考え、庭でカレーをつくって食べたり、自宅で回転寿司を再現したり、車中泊をしたりとユニークな発想で楽しませます。
「私が子どものころも両親がいろいろとイベントを企画してくれました。それが楽しかった思い出として残っているから、自分の子どもにもさせてあげたいとなっているのかもしれません」
失敗した分、成長できる
子どものころから早く結婚して若いママになりたいと考えていた里沙さん。
願いが通じたのか21歳で子宝に恵まれ、その後も2人のお子さんを授かりました。
幸せな反面、右も左も分からない育児は大変だったと振り返ります。
「子育ての難しいところは正解がないことです。3人いたら一人ひとり個性も違うし、年齢によって困りごとも違います。模索しながらの毎日ですよ〜(笑)」。

子育てに迷いそうになるときは、SNSで前向きになれる投稿を見たり、親に相談したりするといいます。
「親が近くにいて手伝ってくれるので、とても助かっています。親から『あなたも小さいころはそうやったとよ〜』と言われると気持ちが楽になりますよね」
里沙さんは学生自体、バスケットやホッケーなど肉体的にも精神的に厳しい環境で鍛えられてきました。そのおかげで少々の失敗で落ち込むタイプではありません。
「失敗したらむしろ学んだなぁ〜と思うんです。失敗せずに大人になるほうが怖いと思うので子どもたちにも失敗を恐れずにどんどん挑戦してほしいと思います」。
子どもと過ごす時間を大切に
子育てと仕事を両立し、慌ただしい毎日。
それでも、子どもたちと会話する時間をつくるよう心がけているといいます。
「ご飯のときに話を聞いたり、一緒にお風呂に入ったり、学校でのできごとや悩みを話してくれるような環境づくりをしています」。
里沙さんは都農町で生まれ都農町で成長してきました。
「すべて自分が成長してきたところだから安心して子育てができます。自分の友だちがママ友になって、学校の先生も知り合いのことも多いし、買い物や公園などどこにいっても顔見知りに会いますよ(笑)」。
子どもたちが地域の方に積極的にあいさつをしたり近所付き合いが盛んだったりと、人と人の距離が近いのも都農町の特徴。
「その環境を嫌だと思う人もいるかもしれないけど、私は嫌いじゃないです」。

最後に里沙さんに子どもたちにとってどんな存在でありたいかを問うと、
「太陽のような存在です。これからの人生、いろんなことを経験していろんなことを感じるだろうけど、『なにがあってもお母さんたちがいるよ!』って寄り添ってあげて、いざというときには助けてあげられるような存在でいたいです」と話してくれました。

都農町の大自然のもと、両親や町民の愛情をたっぷりと受けて育つ子どもたちの将来は、希望で輝いています。
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